日頃のお口のケア 歯ブラシだけで終わらせていませんか?

こんにちは!三郷駅前南口にあるたいへい歯科の藤原です。いつも当院のブログをお読みいただきありがとうございます。

早速ですが皆さんに質問です。皆さんは朝・昼・晩とお口のケア(歯磨き)をすると思いますが、歯ブラシを使ってのブラッシングのみですか?

恐らくほとんどの方が「歯ブラシでのブラッシングのみ」と回答されたのではないでしょうか。

そもそもですが、私たちが歯磨きをする理由は、食事によって歯に付着した食べかすや汚れ、細菌の塊である「プラーク=歯垢」を取り除き、虫歯や歯周病の防ぐためです。多くの方が日々の口腔ケアを「歯ブラシでのブラッシング」のみで済ませていますが、実はそれだけでは不十分ということをご存知でしょうか。

よく考えてみればわかる事かと思いますが、私たちの歯の形状や歯並びは一人ひとり違いますし、歯と歯の間や奥歯にはブラシが届かない隙間があります。もちろんこのような歯の隙間にも汚れやプラークがたまるのでしっかりと除去しなければなりません。しかしどんなに歯ブラシを使って一生懸命歯磨きをしても、それだけでは十分に汚れを除去しきれません。最近の研究によると、歯ブラシを使った歯磨きだけではお口の中の汚れの6~7割ぐらいしか落とせないことがわかっています。

そこで活躍するのが「フロス」「歯間ブラシ」「タフトブラシ」「薬用成分入りマウスウォッシュ」などのアイテムです。 歯磨きでのブラッシングと並行して「フロス」「歯間ブラシ」「タフトブラシ」などを使うことで、ブラシが届かない歯と歯の隙間や、ブラシが届きにくい奥歯などの汚れを除去することができます。また薬用成分入りのマウスウォッシュを使うことでお口の中を清潔に保つなどの効果も期待できます。つまり、歯ブラシ以外のこういったケア用品をうまく併用することで、お口の汚れを確実に除去し、清潔に保つことができるのです。

とはいえ、一般の方が自分のお口の状態に合ったケア用品を選び、正しく使用するのはなかなかハードルが高いのも現実です。フロスの正しい使い方、自分の歯の隙間にぴったり合うサイズの歯間ブラシなど正直よくわからないと思います。そのような場合は、お口のケアに関する国家資格者「歯科衛生士」にぜひご相談ください。患者さん一人ひとりのお口に合ったケア用品を処方したり、正しい使い方をレクチャーさせていただきます。

繰り返しになりますが、歯ブラシを使ってのブラッシングだけでは、お口全体の汚れの6~7割程度しか落としきれません。ぜひフロスや歯間ブラシといったケアアイテムもうまく使ってお口をきれいに保ち、虫歯や歯周病を防ぎましょう!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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